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WordPressの特徴とサイト制作時に参考になるサイト

はじめに

wordpress
coboto bakeryのウェブサイトを立ち上げてから、WordPressの相談を受けることが度々あるので、WordPressの特徴と、初めてWordPressを使う際に参考になるサイトを紹介します。
現在使用しているツール(ブログ、FB、instagram等)で十分集客できているなら問題ないですが、「これから集客を増やしていきたい」、「自分の想いをしっかり伝えられるビジネスを行いたい」という場合にはウェブサイトって必須だと思います。
しかし、一からHTMLやCSS言語を勉強していると非常に時間がかかるので、WordPressのようなツールを使って効率良くサイトを作っていきましょう。

WordPressの特徴

1:無料もしくは低予算で使用できる

WordPress自体はオープンソースですので、使用するのは無料です。
実際の制作は「テーマ」と呼ばれるデザインのテンプレートを選んで作っていくのですが、そのテーマは無料のものと有料のものがあります。有料と言ってもそれほど高いものではないので、低予算でサイトを作ることができます。
実際僕が作った際にかかった費用については「WordPressでサイト構築する初期費用」のページで記載しています。

2:プラグインが豊富

WordPressは無料のプラグインが多数配布されているので、それらをインストールすれば、簡単に機能を追加することが出来ます。
coboto bakeryのウェブサイトでも、お問い合わせフォームを作成するプラグインやアクセス解析を行うプラグインを使用しています。

3:SEOに強い

簡単に言えば、WordPressで作られたサイトは検索エンジンにヒットしやすいということです。
アクセス解析をしていると、毎日様々なキーワードでこのサイトを訪れていただいているのが分かります。FacebookページではSEOに向かないので、こうはいかないと思います。

サイト制作の際に参考になるサイト

WordPressって何なの?っていう初心者の方が、これからウェブサイトを自力で立ち上げる際に参考になるサイトを選びました。
僕は年末年始に家に引きこもり、だいたい10日ほどでサイトの形を作りましたが、レンタルサーバーやコンテンツの構成が決まっているなら、もっと早く立ち上げられると思いますよ。

バズ部

referbuzz
インストールから実際の運用までのフローを分かりやすく説明してくれています。
WEBマーケティングやSEOに強い企業なので、その勉強もできます。
http://bazubu.com/category/wordpress

株式会社LIG

referlig
ウェブサイト制作会社ですが、面白い記事がめちゃくちゃ多いので、ウェブを作ってない人でもその存在は知ってる人が多いと思います。
http://liginc.co.jp/web/wp/

ネタワン

refernetaone
こちらもインストールから各種設定までのフローが詳しく書かれているので、初心者にはありがたいサイトですね。
http://netaone.com/wordpress-manual/

まとめ

いくつかサイトを紹介しましたが、僕は複数のサイトを見比べて、注意点などを自分なりにまとめながらサイトを制作していきました。
WordPressはシェアの高いツールなので、ネット検索すれば多くの情報を手に入れられるのも嬉しいですね。
僕もパンの裏側にある情報を、どうやってメディアで発信していくかをずっと考えていくので、ウェブメディアに関心のある皆さん、一緒に勉強していきましょう。

2016-08-12 | Posted in ウェブ・デザイン・写真No Comments » 

 

coboto bakeryと町家カフェ「しょうあん」コラボイベント

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スローソサエティ協会さんが主宰する「まちを楽しむ ~城の西 縁日〜 」の一環で、cotboto bakeryと町家カフェ「しょうあん」がコラボイベントを行います。

兵庫県立大学の学生団体「ひめえん」さんがcotbotoパンを使った限定ランチを作るほか、cotboto bakeryの定番パンを出張販売します(21日 (日)のみ)。

イベント概要

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(日時):8月20日 (土)cotboto bakeryのパンを使った限定ランチ
8月21日 (日)cotboto bakeryのパン販売 + 限定ランチ
両日とも11時~16時

(場所):町家カフェ「しょうあん」兵庫県姫路市材木町9
「しょうあん」:http://syouan-himeen.jimdo.com

アクセス

*車を利用の方    
しょうあんには駐車場がございません。
野本眼科さんコインパーキング、もしくはタイムズの駐車場をご利用ください。
http://nomoto-eye.com/information/index.php#parking

*バスを利用の方   
聴覚特別支援学校・好古園前で下車ください。
まっすぐ、「市之橋」の交差点を北に徒歩100mです。
バスの所要時間は姫路駅から約10分となります。
http://syouan-himeen.jimdo.com/access/
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イベント告知用に古民家の中を撮影しましたが、「しょうあん」さんの中は、ほんとに絵になりますね。
ファインダーを見ながら、何度か「はっ」と息を呑みました。
当日イベントに来られたら、じっくり時間をかけて古民家の中も見ていってくださいね。

2016-08-10 | Posted in イベント・出店などNo Comments » 

 

パン嫌いだった僕がパンを焼く理由

パンは農産物であるという気づき


先日のブログ「目には見えない発酵世界との出会い」で書いたとおり、農家巡りをしている中で、僕は発酵に関心を持ち始めました。その時、たまたま長野県のパン屋「ルヴァン」さんの天然酵母パンを食べる機会がありました。
「うわ、なんだこりゃ」っていう衝撃。
それまでのパンのイメージって、スーパーや町のパン屋にあるような、添加物がてんこ盛り入ってて、パン生地はフワフワ、パン生地に味はなくて、惣菜やバターの味しかしない印象だった。
それが「ルヴァン」のパンは、固くて、酸味がある。だけど、素材はシンプルで、生地自体に小麦と発酵種の風味がしました。
「そっか。パンって小麦という農産物を、パン酵母たちの力で発酵させて作った食べ物なんだ」と認識できました。だいぶ遅いんですが。この天然酵母パンに出会ったおかげで、それまで嫌いだったパンが好きに変わりました。
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天然酵母という言葉について

ちょっと話は逸れますが、あるパン屋さんが「幾つかの天然酵母パンの本がきっかけで、「天然酵母」という言葉が間違って浸透した」と批判されていました。
確かに「天然酵母」っていう言葉だけが一人歩きして、パン作りをしている人でも、何か誤解してるなぁと感じることが何度かありました。

酵母と一言に言っても、世の中には数え切れないほどの種類の酵母がいて、パンに使用される酵母はサッカロミセス属の中の、セレビシエ種の中のパン酵母です。
市販のイーストに含まれるパン酵母と、果物から起こすパン酵母、野菜から起こすパン酵母。それぞれに違いがあるかというと、当然違いは「無い」わけです。どのパン酵母もサッカロミセス属セレビシエ種のパン酵母なのです。
市販のイーストは、製造工程で工業的に特定の微生物のみを培養させたもので、いわゆる天然酵母と言われるものは、果物や穀物類に付着している酵母や乳酸菌などの、不特定多数の微生物を培養したものと言えます。製造工程で言えば、市販の天然酵母やイーストってブラックボックスなところが多く、よく分からないところがあります。正しく認識するためにも、その製造過程を一度見学したいんですが、企業秘密なのでダメなんでしょうね。

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そして昨今の酵母、酵素ブームがあって、さらに誤解が広がっている感じがします。
「化粧水としても使えて、日焼け予防にも効くし、アトピーやダイエット、アンチエイジングにも効果的。」
って、なんでもアリの謳い文句が書いていたりします。
何っていう酵母?何っていう酵素が働いたら、そんなに万能になるのかなぁ?って思いますが、こういうのが流行っちゃうんですね。
やはり酵母や酵素の基本的な知識は持っておいたほうが良いなと思います。

小麦農家さんたちとの出会い

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さて話を戻して、「パンは小麦という農産物を、パン酵母の力を使って発酵させて作った食べ物」と認識できた僕は、パンを使って小麦生産者を応援できるんじゃないかと思い、オーガニックで小麦を作っている農家さんを探しましたが、なかなか見つかりませんでした。
それもそのはず、日本におけるパン用小麦の自給率は約1~2%程度。ということは、当然98~99%は外国産の小麦。
一方米の自給率は当然100%。生産調整(減反)という制度がなければ、毎年100%を超えます。
パンは、ご飯に次いで第二の主食と言われているのに、その原料をほとんど海外に依存している。お米は有り余ってるし、ポストハーベストや・小麦アレルギーの問題もあるのに、国産小麦の小麦でパンを作ろうという動きはほとんど聞かれませんでした。
なんとか国産小麦、できれば無農薬の全粒粉で、安心して食べてもらえて健康になるようなパンを作りたい。
そう思って引き続き生産者探しをしていると、僕と同じように問題意識をもって、果敢にチャレンジしている奇跡的な人たちに出会えました。それが豊岡のナカツカサファームさん、稲美の岩本農園さん、丹波の太田さん、小野のカエモンさんです。
持続可能な農法で、小麦を育ていている生産者さんたちの話を聞き、なんとかこの方達を応援したいという気持ちになりました。

こうして、僕は生産者を応援する方法として、昔は嫌いだった「パン」を選び、今もパンを焼き続けています。

ナカツカサファーム 中務さん、coboto bakery 酒井

(写真左)ナカツカサファーム 中務さん、(写真右)coboto bakery 酒井

2016-08-10 | Posted in 生き方・ビジネス・食No Comments » 

 

8月9月の出店・納品予定

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coboto bakery ウェブショップについて

coboto bakery ウェブショップのパンセット、発送完了しました。
リピートでご注文いただいた方や初めてご利用いただいた方、本当にありがとうございました。
不慣れなところもありましたが、少しずつウェブショップのほうも改善していきたいと思います。
次回の発送予定が決まりましたら、ブログなどでお知らせいたします。
https://cobotobakery.thebase.in

8月 の出店・納品予定

さて、完全に忘れてましたが、8月の出店・納品予定をお知らせいたします。
暑い日々が続きますが、暑さにめげずに遊びに来てくだい〜。

8月 13日 (土) 店舗納品
Bio-labo Seedz(神戸元町)、フロレスタcodomo(大阪)、小豆堂(淡路)、愛農人(神戸摂津本山)

マダムキキのお盆deマルシェ!vol.1 出店
https://www.facebook.com/events/173707353040237/

8月 20日 (土)21日 (日) まちを楽しむ  ~城の西 縁日~
町屋カフェ「しょうあん」にて出店・学生団体ひめえんさんとのコラボランチ
http://ameblo.jp/shiro-nishi/entry-12183401764.html
「しょうあん」:http://syouan-himeen.jimdo.com

8月 27日 (土) 店舗納品
Bio-labo Seedz(神戸元町)、フロレスタcodomo(大阪)、愛農人(神戸摂津本山)、めぐみカフェ(明石市)、timeblueさん(大阪天神橋)
この日、島根県松江のCOCHICAに初納品ですっ。

9月 の出店・納品予定

9月は初出店やら楽しみにしていたイベントやらがめっちゃ続きます。がんばりますっ。

9月 3日 (土)スペシャルパンマルシェin名古屋 パンだけ出店です
https://www.panmarche.jp

9月 4日 (日)cobotobakery+wa-no coffee・パンとコーヒーの集い in SOSO展
https://www.facebook.com/events/230307130702427/

9月 10日 (土)店舗納品
Bio-labo Seedz(神戸元町)、フロレスタcodomo(大阪)、小豆堂(淡路)、愛農人(神戸摂津本山)

もしかしたら「RBFM+」さんにパンだけ出店するかもよ
http://plus.rbfm.info

9月 11日 (日)にじのわまつり 出店
http://itsumo.info/nijinowamatsuri2016.html

第7回神戸ハッピーマルシェ パンだけ出店です
http://kobehappymarche.wix.com/kobehappymarche

9月 17日 (土)EAT LOCAL KOBE FARMERS MARKET 初出店
http://eatlocalkobe.org

9月 24日 (土)店舗納品
Bio-labo Seedz(神戸元町)、フロレスタcodomo(大阪)、愛農人(神戸摂津本山)、めぐみカフェ(明石市)、timeblueさん(大阪天神橋)、COCHICA(島根県松江)

オマケで10月のイベント予定をお一つ
10月 1日 (土) パンとハーブの休日inOak-yard
coboto bakery とsorali のコラボイベント
https://www.facebook.com/oak.yardd

2016-08-09 | Posted in イベント・出店などNo Comments » 

 

8月13日の納品、出店(マダムキキマルシェ)

8月13日(土)の納品、出店のお知らせ

8月13日(土)はBio-labo Seedz(神戸元町)、フロレスタcodomo(大阪)、小豆堂(淡路)、愛農人(神戸摂津本山)さんに納品です。よろしくお願いします。
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「マダムキキのお盆deマルシェ!」

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そして、楽しいお知らせです。
マダムキキさん(Bio-labo Seedzさんのお隣)が、毎月期間限定でマルシェ&カフェ営業をスタートされます。

記念すべき第一回は「マダムキキのお盆deマルシェ!」で概要・詳細は下記の通りで〜す。
メインゲストが僕になってますけども(汗)。
マルシェ開始の12時には会場にいる予定です。
当日そのまま京都に行くので、最後まではいないと思いますが、いつもパンを買ってくださる方とつながれるので楽しみにしています。

以下、マダムキキさんからの文章転載です。

マダムキキのマルシェ 概要

mkikimarche080602

・開催日…8月13(土)14(日)15(月)

・営業時間…12:00〜17:00(L・O 16:30)

場所:@Bio-labo Seedz(ビオ ラボ シーズ)
兵庫県神戸市中央区中山手通3丁目15−11

・主催…Mme KIKI マダムキキのお店

マダムキキのマルシェ 詳細

◎vol.1ゲスト◎
8月13(土)
「コボトベーカリーの酒井さん」

只今マダムキキのお店にて、毎月第2・4土曜日(3日間)に店頭販売させて頂いております、コボトベーカリーのパンを製造販売されている酒井さんが来店です◎
生産者さん、製造者さん、食やパンのアレコレ…
是非この機会に、店頭にて直接お伺いしてみて下さい!!
素敵な出会いになるかと思います^ ^

◎カフェ◎
・フード/コボトベーカリーのカンパーニュを使ったサンドイッチ
・スウィーツ/マダムキキのお店のスウィーツ
・ドリンク/オリジナルコーヒーやビオワイン

◎マルシェ◎
・コボトベーカリー/天然酵母、国産小麦、自家製粉。神戸ではなかなか味わえない天然酵母と国産小麦のパン
・マダムキキのお店/チョコレートはもちろんっ焼き菓子やコンフィチュールなど

「マダムキキのお盆deマルシェ!」FBページ:
https://www.facebook.com/events/173707353040237/

コボトベーカリー/
HP
http://cobotobakery.com/

\マダムキキのお店/
web shop
http://mmekiki.buyshop.jp/
HP
http://mmekiki.net/
営業日カレンダー
http://mmekiki.net/access.html

\Bio-labo Seedz/
restaurant page
https://www.facebook.com/bio.labo.seedz/mp
https://www.facebook.com/events/173707353040237/

2016-08-06 | Posted in イベント・出店などNo Comments » 

 

「シェア」することで社会課題を解決していきたい・Viaggio代表 牛飼さん

はじめに

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六甲や芦屋でシェアハウスを運営しているViaggio(ビアジオ)代表の牛飼(うしかい)さんに声をかけていただき、芦屋の事務所まで会いに行きました。
以前からネット上でViaggioさんの活動は注目しており、近いうちに繋がれたらいいなぁと思っていました。まさか牛飼さんのほうから会いたいと言ってもらえるとは。
今回はお話を聞く時間があまりなかったので、短めのインタビューです。その分、まとめがやや濃いめです。

(取材・文・撮影:coboto bakery 店主 酒井)

社会的な課題を「シェア」という手段で解決していきたい

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(酒井)初めて作ったシェアハウスが六甲山になるんですか?

(牛飼)「元々シェアハウスにするつもりはなくて、森の中に住みたいと思って六甲山に住み始めたんですよ。その楽しみをシェアしていったら、自然とコミュニティができて、シェアハウスになっていったという経緯なんです。」

(酒井)シェアハウス以外の事業もされてるんですか?

(牛飼)「農家の人手不足を解決しようと、援農(シェア)キャラバン事業というのもやっています。
人手不足や空き家問題など、これから増えていく社会的な課題を「シェア」という手段で解決していきたいんです。」

(酒井)これからやろうとしている事業構想はありますか?

(牛飼)「今も別の地域で新たなシェアハウスを構想していまして、そこに天然酵母パンや珈琲を絡められたら面白いなぁと思ってるんです。」

まとめ

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一人では解決するのが難しい社会的な課題を「シェア」という手段で、仲間と楽しみながら解決していく牛飼さん。素晴らしすぎます。やっぱり繋がれてよかった。

Viaggioさんやアグリシステムさん、オークヤードさん。
退路を絶ってから、覚悟を決めて動いている面白い人たちと、どんどん繋がるようになってます。面白すぎます。ほんとバーチャルの世界で時間使ってる場合じゃないですよ。

「酒井さん、面白い人とのつながりが多くていいなぁ。」って言われることもあるけど、僕はつながろうと努力してますからね。
大事なのは自分がどういう方向性を持って動いているか、そのことを自分の言葉で情報発信することだと思います。
テレビタレントなどとは違って、誰も僕のことを知らないんだし、これからもブログやSNSを使ってなるべくこまめに情報発信し、面白い人には積極的に会いに行きたいと思います。

2016-08-04 | Posted in クリエイターNo Comments » 

 

無料ウェブショップサービスの比較

無料ウェブショップサービスの比較 「BASE」「STORES」「Yahoo!ショッピング」

「Yahoo!ショッピング」ホームページ

「Yahoo!ショッピング」ホームページ

ECサイト(ウェブショップ、ネットショップ)を無料で利用出来るサービスといえば、「BASE」か「STORES」、「Yahoo!ショッピング」が候補に挙がると思います。
今回、coboto bakeryのECサイトを立ち上げるにあたり、上記サービスを比較検討しましたので、僕と同じようにこれからECサイトを作りたいなぁと思っている方の参考になればと思います。
前提として、固定費用(月額)が無料で使えることとしているので、有料プランである「STORES」のプレミアムプランと「Yahoo!ショッピング」のプロフェッショナル出店は検討しません。

●「BASE」(https://thebase.in/
●「STORES」(https://stores.jp/
●「Yahoo!ショッピング」(http://business.ec.yahoo.co.jp/shopping/

デザイン性

「BASE」ホームページ

「BASE」ホームページ


「BASE」か「STORES」、のテンプレートのデザイン性はほとんど変わらないです。
無料なので、めっちゃ良いとは思えないですが、シンプルな表示にはできるので、悪くはないかなという印象。
で、「Yahoo!ショッピング」のデザインですが、サイト上部にYahoo!ショッピングのバナーがつくんですね。これ、いかにもショッピングモールですよって感じで、無いなぁと思ったので「Yahoo!ショッピング」はここで早速却下させてもらいます。

操作性

「STORES」ホームページ

「STORES」ホームページ

「BASE」、「STORES」、どちらも実際に商品を登録するところまでやってみたのですが、操作性はほとんど両者の差異はないですね。どちらも感覚的に操作できるので、専門的な知識は不要です。

手数料

(クレジットカード、コンビニ決済、銀行振込決済手数料):「BASE」は商品の代金(送料/消費税込み)×3.6%+40円、「STORES」は商品の代金(送料/消費税込み)×5%なので、商品の代金が2,858円以上だと、「BASE」のほうが手数料は安くなる計算になります。
(計算式)
「BASE」・・・2858円×3.6%+40円=142.888円
「STORES」・・・2858円×5%=142.9円

(売上の振込手数料):ECサービス会社からサイト運営者に売り上げを振り込むときの手数料です。「BASE」は振込手数料250円+事務手数料500円(2万円未満の場合のみ)が、「STORES」は振込手数料250円がそれぞれ必要ですので、売上金が2万円未満の場合に回収すると、「BASE」のほうが事務手数料分500円高くなるということですね。

この項目でも大きな差があるようには感じません。

商品登録数

「BASE」は商品登録数が無制限ですが、「STORES」の無料プランの場合は、商品登録数が5点までという制限があります。
「STORES無料プランの商品登録制限が、無制限になった」という記事をネット上で幾つか見かけたのですが、「STORES」カスタマーサポートに聞いてみたら、やっぱり商品登録数は5つまでとのことでした。(2016年7月時点)

僕の場合、しばらくは商品数も少ないですが、徐々に増やしていきたいなぁと思っているので、「STORES」の5点までというのはやっぱり少ないですね。
ということで、coboto bakeryではウェブショップサービスとして「BASE」を採用させていただきました。
僕の周りでウェブショップ立ち上げている人も「BASE」が多い印象。

参考にした本

最後にウェブショップを立ち上げるにあたり、参考にした本を紹介いたします。
『ネットショップのはじめかた』 タイトルにあるようにほんとの入門編なので、特定商取引法とは?、梱包材はどんなものが必要?など、ネットショップを始めるにあたり、一通りのことは網羅されています。ただ、今回の記事に書いたように、ウェブショップサービスの比較は深く掘り下げていないので、ネットで検索して自分で研究したほうがいいでしょう。

『インターネットにお店を持つ方法』 成功事例をいくつか紹介していて、話が具体的なので面白く読み進められると思います。が、こちらもウェブショップサービスの比較やウェブショップ経営について掘り下げてはいないので、参考テキストというより、読み物的な感じです。

2016-08-04 | Posted in ウェブ・デザイン・写真No Comments » 

 

ウェブショップとfarmersページ公開

ウェブショップとfarmersページ公開

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ウェブショップ(ECサイト)を作ってみました

ウェブショップ、「BASE」か「Stores.jp」、どちらのサービスを選ぶかギリギリまで検討しましたが、今回はとりあえず「BASE」で立ち上げてみました。
次に、WordPressで作ったコボトベーカリーのwebサイトとどうやって連携するかを考えて、「さぁ、コーディングをしていこう」と思いましたが、ウェブショップ立ち上げまでにさらに時間かかってしまいそうなので、とりあえず公開して、少しずつ改善していこうと思います。
coboto bakery webshop :https://cobotobakery.thebase.in

「パンと旅と暮らしと」に込めた想い

ウェブショップのAboutページにも書いてますが、僕はこだわりの生産者さんや作り手を巡る旅を通じて、食や農・暮らし・地球環境に対して関心を強め、生きていく意味を見出しました。
それまでは、何に対しても関心を持てず、何かに対して一生懸命になることはありませんでした。
そして、この素敵な人たちや生産物を、なんとか他の人たちにも伝えたいと思うようになりました。
これからも、旅を通じて出会った素晴らしいものを、皆さんの暮らしに取り入れてほしいと想い、「パンと旅と暮らしと」という表題にしました。
メインの写真は、オーガニックの小麦を作ってくれているナカツカサファームさん、骨董を日常に気軽に取り入れることを提案している小豆堂さんのお皿、coboto bakeryのカンパーニュです。

パンセットについて

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パンセットはコンプレ(全粒粉)・セットと定番パンセットの2種類です。
8月 9日(火)発送、翌日着(関西地域のみ)です。8月 6日 (土)までご注文をお受けいたします。
ウェブショップ立ち上げは初めてですので、不備・修正点などあれば教えていただけると助かります。

coboto bakery webshop :https://cobotobakery.thebase.in

farmersページ公開

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ナカツカサファームさんのインタビュー記事を書き起こしてから公開しようと思いましたが、それも時間かかりそうなので(そんなんばっかり)、先にfarmersページを公開します。
無農薬の小麦を作ってくださっている豊岡の中務さん、稲美の岩本農園さん、小野のカエモンさん。
安心できる農産物を作るためのこだわりがそれぞれあり、そのひたむきな姿勢には本当に頭が下がります。ありがとうございます。
これからもお付き合いよろしくお願いします。
farmersページ:http://cobotobakery.com/collaborator/farmers

2016-08-03 | Posted in ウェブ・デザイン・写真No Comments » 

 

アグリシステムさん訪問(施設見学編・まとめ)

アグリシステムさんのインタビュー後、伊藤専務がそれぞれの施設を丁寧に紹介してくださいました。

製粉工場「麦の風工房」

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アグリシステムさんの敷地内にある製粉工場「麦の風工房」。
製粉工場に運ばれてきた小麦を粉にして、ふるいにかけ、袋詰めされます。
施設の奥にはオーストリア製のかなり大きな石臼が。
僕の石臼もオーストリア製ですが、だいぶ様相が違います。当たり前やけど。
スタッフの方が丁寧に製粉工程について教えてくれました。ありがとうございました。

小麦保管倉庫

(左:アグリシステム 伊藤専務、右:常深さん)

(左:アグリシステム 伊藤専務、右:常深さん)

アグリシステムさんでは作っている小麦の種類も多いし、生産者や栽培方法などをトレースできるようにしているので、管理は大変そうです。

ベーカリー「風土火水」

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営業時間外でしたが、伊藤専務が工房の中を見せてくれました。
「こんな薪窯見たことない〜。手作り感のある窯だと思ってた〜。」(cobotobakery店主・心の声)
広々とした工房、海外から取り寄せた本格的な薪窯。使用する小麦も北海道産のこだわったもの。
こんな環境でパンを焼けるなんて、ほんと素晴らしいなぁと一人うらやましがってました。

まとめ

深い理念を持ってオーガニックのことに取り組んでいる方は個人の方が多いので、企業という形態にはなかなか馴染まないんじゃないかと勝手に思い込んでいました。
しかし、今回アグリシステムの伊藤さんに話を伺うことで、それが僕の単なる思い込みだったと言う事を認識することができました。
アグリシステムさんは20年以上も前からオーガニックの事業に取り組み、本気で生産者のことや未来の子供たちのことを考えている企業でした。

僕も理念のないパンを焼くつもりはないし、理念のない人生を送るつもりもない。
今後も、生産者さんや地球環境への想い・理念をパンを通じて表現していきたいと思っています。

そういう意味でアグリシステムさんの理念を持った経営姿勢は、非常に共感できました。
アグリシステムさん、ありがとうございました。

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2016-08-02 | Posted in クリエイターNo Comments » 

 

アグリシステムさん訪問(インタビュー編)

「農を基盤として、社会の課題を総合的に解決していきたい」

はじめに

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先日、フロレスタキッチン・コドモの店舗設計などを手がける常深さんと北海道へ向かいました。
常深さんは僕のパンやビジョンの良き理解者で、設計業の傍ら、本物の食を神戸に持ち込もうと、各地を飛び回っておられます。
さて、今回のメインの目的は北海道のアグリシステムさんの話しをじっくり伺うことで、知り合いのパン屋さんからアグリシステムさんの話を聞いていたので、いつかお会いしたいと思っていました。

神戸空港から2時間弱で新千歳空港。空港からレンタカーで2時間くらい飛ばして、無事にアグリシステムさんに到着しました。
出迎えてくれたのは伊藤専務、遠藤さん、須田さん。なんと3人ものスタッフで対応してくれました。まず伊藤専務が会社概要を説明してくれました。

(取材・文・撮影:coboto bakery 店主 酒井)

アグリシステムさんの会社概要

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(伊藤)「アグリシステムは、豆や雑穀の卸売り業として1988年に創業した会社で、民間による小麦流通が可能になった6年前から、小麦の製粉や流通を行っています。農家さんと直接やりとりをして、農産物の集荷・加工・流通・販売まで一貫した事業を行っているのが特徴です。そのなかで、フィルドマンという農家さんの畑をまわる専門のスタッフがいまして、彼らが農薬・化学肥料に頼らない、土作りを基本とした健全な作物を作れるようにコンサルティング的な役割を果たしています。
また、積極的な情報公開を行っていこうということで、雑穀業界では唯一であるトレーサビリティを取り入れています。これにより、いつ、どこで、どのような肥料や農薬を使ったのかを知れるように、消費者の方がトレースできるようになっています。」

(常深)「20年前以上にオーガニック事業に取り組んでいたなんてすごいですね。その時代、日本では珍しかったんじゃないですか?」

(伊藤)「当時でも、個人でオーガニックに取り組んでいた農家はいらっしゃったのですが、企業として取り組んでいたところはほとんどなかったと思います。」

(伊藤)「そして、農家とパンの作り手、食べる人との対話を作ることで、よりよい生産・流通につながるように考えています。
最終ゴールがオーガニックビレッジになるんですが、農を基盤として、食、 医療、教育などの社会の課題を総合的に解決していきたいというミッションをもった会社であるということをご理解いただけたらと思います。」

(伊藤)「そういったミッションを持っていますので、自社で100ヘクタール以上の有機農場も持っており、そこで小麦・大豆・野菜を育てています。農法としては、地球環境への負荷を下げるためにも、バイオダイナミック農法というものを推進しています。」

(酒井)「ドイツのシュタイナーが提唱した農法ですね?」

(伊藤)「え。よくご存知ですね。」

(酒井)「農家巡りをしてるなかで、バイオダイナミック農法を取り入れてる農家さんと出会ったことがあるんです。」

(伊藤)「そうなんですね。単純にオーガニックの品質を上げるということではなくて、地球環境の負荷を下げたり、宇宙の生態系を生かした農法を取り入れたかったんです。」

(伊藤)「あと、お客さんと直接つながるためにナチュラルココというオーガニックショップ・カフェや直営ベーカリーを運営しています。
それと、現在契約農家さんが全土で500名いらっしゃいまして、その中で小麦農家さんは200名程度です。
で、あとは麦の風工房という製粉工場、その製粉の際に出た残渣物を有機肥料に変えて農家さんに使ってもらう、ぼかし肥料の製造工場などもやっています。以上がアグリシステムの取り組みの簡単な説明になります。」

オーガニックの取り組みを広げるには

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酒井「関西では個人で有機農法に取り組んでいる方が多いんですが、面的な動きというのはまだまだ少ないのが現状です。アグリシステムさんは、どのようにして無農薬やオーガニックの農法を広げていってるんでしょうか?」

(伊藤)「そこはやっぱり農家さんが主体的に切り替えるしかないと思います。十勝には6000件農家さんがいらっしゃいますが、そのうちオーガニックの農家さんは25件です。0.04%程度しかいらっしゃいません。」

(酒井)「十勝でもそれくらいしかいらっしゃらないんですね。」

(伊藤)「先進国では5~7%ですので、日本でもこれから10年20年で変わってくるとは思います。」

理念を伝える新しい流通

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(酒井)「アグリシステムの小麦を使いたいというパン屋はどの地域が多いですか?関西って増えてきてるんでしょうか?」

(伊藤)「全国的に見るとやはり東京が多いです。関西は規模の割にはものすごく少ないですね。やはり流通が課題なんですよね。」

(常深)「僕らも流通をやっていきたいんですが、ただの流通をしたいんじゃないんです。理念を伝えない流通なんて無意味ですからね。」

(伊藤)「ほんとうにそうですね。理念でものづくりをして、理念を共有できる方に小麦をパンにしてもらって、消費者の方に伝えてもらってという流れを作ることが、新しい流通の形につながると思っています。」

(遠藤)「当然理念を伝えていくのが大事なんですが、その反面、小麦粉の販売という事業でもあって、そこには売り上げがあって、利益があってというものがあるので、その両立を目指していかないといけないと考えています。」

(常深)「そこを目指していきたいですね。それと、神戸のシーズというお店で酒井さんのパンを出したら、美味しいと反応する人が多いんです。それは理念に基づく、素材の説得力があるからだと思いますよ。」

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アグリシステムさん訪問(施設見学・まとめ編)に続きます

agri2016072906

2016-08-01 | Posted in クリエイターNo Comments » 

 

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