格安SIM(SIMフリー)デビューしました その3(業者・機種選び編)
格安SIM(SIMフリー)デビューしました その3(業者・機種選び編)
その1(動機編)、その2(デメリット・通話編)、次に格安SIM業者(MVNO)選びとスマートフォン機種選びについて書いてみます。
ここがめちゃくちゃ迷うし、時間使いますよね〜。
格安SIM業者(MVNO)は楽天、イオン、LINE、IIJmio、U-mobileなど、100社以上あるし、スマートフォンの機種もどんどん新しいものが出てくるので、やみくもに探していると、いくら時間があっても足りません。
ウェブ上には各社の比較サイトで、業者名がずら〜っと並んでるのをチェックしたこともありますが、ページによって評価も違うので、結局どれがいいのか分からなくなってきます。
ですので、まずは自分が格安SIMを使う上で重要な項目を絞り、また、スマートフォンを使用してどういったことをしたいのかを明確にした方がいいと思います。
今回の基本用語について
iOS・Android OS:スマートフォンに搭載されているOSで、Appleが開発しているのが「iOS」、Googleが開発しているのが「Android」。
モバイルルーター:外出先でスマートフォンをWi-Fi接続するための機器。
格安SIM業者(MVNO)選び
従量制か定額制
格安SIM業者(MVNO)の料金プランを大きく分けると、使用した分だけ支払う従量制と毎月の通信量をあらかじめ決める定額制の2つあります。
僕は動画を見るのはWi-Fi環境のある家だけで、外ではメールやSNSをチェックするくらい。ですが、遠くの生産者さんのところへ訪ねるときに、時々Google Mapに接続しっぱなしで経路検索をすることもあります。なので、毎月の通信量はかなり少なくていい(1GB以下)んですが、時々増えてしまうこともあります。
ってことで、僕の場合は従量制に絞りました。
毎月の通信量を把握することで、自分がどれだけ通信データを使用しているのか分かるので、契約しているキャリアのページで確認しましょ〜。
使用した分だけ支払う従量制で代表的なのは、FREETEL(フリーテル)と0SIM、b-mobileがあります。ここで一気に3社に絞り込みました。
SIMフリーモバイルルーター
僕の使い方は特殊な例だと思いますが、スマートフォンとモバイルルーターを外出先で使う場合があるので、SIMフリーのモバイルルータも新たに買う必要がありました。スマートフォンSIM業者とモバイルルータSIM業者、別々でもいいのかなと思いましたが、接続不良が起こったときに、問題の切り分けが面倒になるかもしれないし、一社に絞った方がいいだろうという結論に。
で、SIM事業とSIMフリーモバイルルータを取り扱う業者があるか調べたところ、上記3社のうち、FREETEL(フリーテル)とb-mobileが残りました。
そして、あとはネットでの口コミ評価や「FREETEL SIM、「格安SIMアワード2016」総合満足度で最優秀賞を受賞」の記事、NewsPicks記事なども参考にして、FREETEL(フリーテル)に絞りました。
スマートフォン機種選び
現在手持ちのスマートフォンが使えるか
現在手持ちのスマートフォンで格安SIMを利用できれば、コストは大幅に下げられます。
しかし、格安SIM業者(MVNO)は3大キャリアのいずれかの回線を利用しているため、現在所有している端末によっては、利用できるMVNOが限られる場合があります。
MVNOの多くはドコモ系なので、ドコモの端末を持っている方は、ドコモ系のMVNOを選べば、SIMロックを解除しなくてもそのまま利用できます。
au系MVNOは、ドコモに比べると数は少ないですが、UQ mobile、mineo、IIJmioなど、評価の高いMVNOがあります。MVNOのサイトを見れば、どの回線を利用しているか、どの端末が対応しているかについて、必ず記載されています。
問題はソフトバンクですが、MVNOがほぼないのです・・・。ソフトバンク傘下の
Y!mobile(ワイモバイル)がMVNO的位置づけ(正確には違いますが)ですが、通話重視のプランのため、検討しませんでした。ソフトバンクと日本通信の接続問題が合意に至った(2017年3月22日)ので、今後はソフトバンク系MVNOが増えるのかもしれませんね。
SIMロック解除の義務化(2015年5月)以降の端末の場合、SIMロック解除の手続きを経れば、どのMVNOでも利用できるようになります。また新たに購入する場合、SIMフリー機種を選べば、使用している回線がどのキャリアかについては意識せずに利用できます。
僕の場合、持っていたのはソフトバンクで購入したiPhone 6 Plusで、SIMロック解除に対応していない機種でした。SIMロック解除に対応しているのは、iPhone 6s Plus以降。sがついているかついていないかで、大きな差。残念すぎる・・・。ですので、SIMフリー機種を新たに買うことに。
iOS かAndroid OS
スマートフォンに求めるものについて、これは人によって違うと思いますので、あくまでも僕の場合です。
僕はAppleのクラウドサービス「iCloud」を使って、Macとiphoneを同期させ、シームレスな作業をしています。例えば外出先で、「メモ」アプリにざっくり音声入力し、帰宅してからMacで続きを入力・整理しています。カレンダーもkeynoteも、iCloudで同期するとめっちゃ便利なので、僕はiOSを積んだスマートフォン(iphone)を選ぶことにしました。
スペック
スマートフォンのスペックってどんどん高くなっていってますが、僕はゲームはしないので、グラフィック処理が高いものは要らないし、動画をたくさん撮るわけじゃないので、容量もそれほど要りません。
iPhone7のApple Pay(アップルペイ)は興味あるけど、iPhone7の本体価格はめっちゃ高いし、iPhoneSEと比較検討しました。
まとめ
業者・機種選び編をつらつらと書いてみました。業者選びの際に各社の料金比較も行いましたが、話がややこしくなるので割愛しました。
格安SIMに求めるものは人によって違うし、機種の好みも違うと思うので、参考になるかは分かりませんが、今後も格安SIM業界はどんどん再編されていくと思うので、ある程度知識をつけたうえで、今後も注目していくことが必要だと思います。
その4(携帯料金編)に続きます。
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