格安SIM（SIMフリー）デビューしました　その４（携帯料金編）

その１（動機編）、その２（デメリット・通話編）を経て、その３（業者・機種選び編）で格安SIM業者（MVNO）はFREETEL。SIMは、通話＋SMS＋データ通信付き。機種はiPhone7かiPhoneSEに絞り込みました。
では、実際キャリア（ソフトバンク）に支払っている料金に比べて安くなるのか、以下にまとめましたので、参考にしてくださいませ。

今回の基本用語について

MNPとは、携帯電話番号ポータビリティ (Mobile Number Portability) の略で、現在使用している電話番号を変更することなく他社へ移ることができる制度のこと。

携帯料金の構成

携帯料金の構成は大きく
（１）通話使用料
（２）データ通信料
（３）その他　（機種代、モバイルWi-Fi通信料）など
の３つに分けられます。
前提として（１）通話はほとんどFBメッセンジャー経由で、有料電話の平均通話時間5分～20分程度。（２）データ通信もほとんど家のWi-Fi環境下で行うので、携帯では平均使用0.6GB～1.5GB程度。（３）ソフトバンクのiphone6 plusはSIMロック解除ができないため、機種を買い直す必要があります。僕は特殊でモバイルWi-Fiを使用するので、その料金が上乗せされます。
2017年1月時点での料金を参考にしました。

①ソフトバンクで契約し続けた（iPhone6 plus）場合

今まで（2017年1月まで）は、iPhone6 plusとモバイルWi-Fiをソフトバンクで契約していました。（既に機種代は支払済）
ソフトバンクで毎月支払っていた平均値はだいたい以下のとおり
（１）通話使用料：2,500 円
（２）データ通信料：3,500 円
（３）その他：テザリング料金300 円　モバイルWi-Fiデータ通信料　3,700 円
合計 10,000円

②ソフトバンクで機種変更（iPhone7）した場合

ソフトバンクで機種変更する場合、iPhone SE が選べないので、iPhone 7 128GBを選んだ場合。（ソフトバンクの窓口で相談し、提示してもらったプランです）
（１）通話使用料：2,916円
（２）データ通信料：4,104 円（データ定額ミニ 2GB 3,780円＋ウェブ使用料324円）
（３）その他：機種代24回分割4,160円、モバイルWi-Fiデータ通信料3.991円、月々割などで3,925円の割引
合計 11,246円

③ FREETEL使った分だけ安心プラン場合＋iPhone7の場合

iPhone7 128GB 83,800円 (税込) 24回払い0%キャンペーンで月々3,700円
使った分だけ安心プラン　データ通信+SMS+音声（～1GB）　¥1,199
モバイルWi-Fi　データ専用（～1GB）¥499
FREETEL でんわ(10円/30秒)で20分かけたとして400円
合計　5,798円

④FREETEL使った分だけ安心プラン場合＋iPhoneSE の場合

iPhone SE 64GB 50198円 (税込) 24回払い0%キャンペーンで月々￥2,200
使った分だけ安心プラン　データ通信+SMS+音声（～1GB）　¥1,199
モバイルWi-Fi　データ専用（～1GB）¥499
FREETEL でんわ(10円/30秒)で20分かけたとして400円
合計　4,298円

MVNO移行への初期費用

MVNOに移行するにあたり必要になる初期費用が、MNP転出事務手数料3,000円＋新規契約事務手数料 3,000 円＋SIM 発行料394 円
合計　6,394円
当然MNPを利用しないなら転出料金は不要です。

比較結果

キャリア（ソフトバンク）で契約する場合（①②）と比べて、MVNO（FREETEL）に移行する（③④）と月々約5,000円~7,000円ほど安くなる計算結果。しかも②のソフトバンクの料金は２年縛り有りの料金なので、２年縛りフリーならさらに料金が高くなります。
初期費用はかかりますが、1,2ヶ月でペイできる金額です。
SIMロック解除で機種をそのまま使える場合や格安スマートフォンを選ぶ場合、モバイルWi-Fiを使わないという場合は、もっと料金は下がりますし、通話を長時間しない方であれば、SIMフリーに移行すれば確実に料金は安くなると思います。

格安SIM（SIMフリー）デビューしました　その４（携帯料金編）