あがり症でも人前で話せる(プレゼンできる)方法(IT活用編)

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あがり症でも人前で話せる(プレゼンできる)方法(IT活用編)

あがり症でも人前で話せる(プレゼンできる)方法シリーズ、「はじめに」「事前準備編」「プレゼン当日編」に続き今回で4回目。今回が最後の記事です。
前回3回の記事内容を繰り返すことで、あがり症の人でも、多少話せるようになっていると思いますが、見せ方が悪いと、効果も半減してもったいないと思います。ですので、Wi-Fi環境を作り、iPhoneを使って操作するスマートなやり方で伝えましょう。
ということで、今回はIT活用編について記載します。

はじめに

お話会の参加者から、「iPhoneをリモコンとしてスライドを操作してるけど、あれってどういう方法でやってるの?」って言う質問があったので、iPhoneを使ってプレゼンをする方法をまとめました。
紙の資料を配る方法もありますが、そうすると聞き手は紙の資料を見ようと目線が下に行ってしまうので、一体感が生まれません。また、話し手がパソコン前に座ってモニターを見ながら話すのも同じで、止めたほうがいいと思います。
ですので、プロジェクターのある会場では、iPhoneを使ったプレゼンをオススメします。
そうすることで、話し手は会場内のどの位置でも話すことができ、聞き手との一体感を生み出せるからです。

必要な機器

iPhone を使ったプレゼンを行うのに、iPhone以外に以下のものが必要です。
・プロジェクター
・MacBook Air(以下、Macと記載):ほかにiOS デバイスのipadも可
・モバイル・ルーター:会場でWi-Fi環境を作るのに使用します。
・Keynote:Keynoteとは、Appleが開発しているプレゼンテーションデータ作成ソフトです。以前は有料でしたが、2017年4月18日以降は、iOSおよびmacOSユーザーならば無料で使えるようになったそうです。
・変換コネクタ:プロジェクターとPC(Mac)をつなげるコード。ほとんどのプロジェクターには青色の「VGA」端子があるので、MacのThunderboltポート(稲妻マーク)に対応している「Mini DisplayPort – VGAアダプタ」を用意しました。事前にプロジェクターとMacの端子を確認しておきましょう。
僕はやったことがありませんが、WIndows OSでもOffice Remoteを使って、同様の操作ができるそうです。
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また、プロジェクターとiPhone を直接接続することも可能です。
この場合はMacやWi-Fi環境は不要で、プレゼンデータをiPhone ローカルに落としておけば足ります。
このとき使用する変換コネクタは「Lightning – VGAアダプタ」になります。しかしこの方法だと、iPhone を有線で接続するので、プロジェクター周りの限られた範囲でしか話せなくなります。

操作方法

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以下では、その方法を記載します。

1. データをKeynoteで作り、iCloud上に保存する
プレゼン用データをKeynoteで作り、iCloudに保存しましょう。iCloudとは、Appleが提供しているクラウドサービスです。

2. iPhoneのKeynote Remote を Mac にリンクさせる
Keynote Remote は、 iOS 用 Keynote に付属しています。
具体的な操作方法はappleのサイトでご確認ください。

https://support.apple.com/ja-jp/HT204378

3.プロジェクターとMacを接続する
ここからは会場での操作となります。
まず、Mini DisplayPort to VGA AdapterをMacに接続しましょう。次に、VGAケーブル端子をプロジェクター側とMac側(VGA Adapter)に接続します。

4.Wi-Fi機器にMacとiPhoneを接続
モバイル・ルーターの電源を入れ、MacとiPhoneを接続することで、二つのデバイスを同じWi-Fi環境下に置きます。

5.iPhoneのKeynote Remoteで再生する
MacでiCloud上にあるプレゼン用データを開き、iPhoneのKeynote Remoteを選択すると「再生」ボタンが表示されます。これで、iPhoneを使ってMac経由でiCloud上のデータを操作することができます。

まとめ

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あがり症の人が、人前で話せる(プレゼンできる)ようになるのは、一度やったくらいでは当然足りません。
しかし、一度実践すれば課題が見えてきますので、次に実践するときにはその課題を克服する。その繰り返ししかないと思います。
その小さい成功体験はあがり症の人にとって、非常に大きな意味を持ちます。僕もそうでした。

プレゼンは今後、あらゆる職業、あらゆる場面で必要になってくると思いますので、あがり症だからと諦めずに、少しずつでもいいので克服していきましょう。

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2017-07-17 | Posted in ウェブ・デザイン・写真Comments Closed 

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