生き直す言葉
生き直す言葉
「走りながら考えろ」
「死ぬ気で遊べ」
最近、若い時に聞いた言葉が、ふと頭をよぎることがあります。
まだソーシャルビジネスなんて言葉もなかった頃の話です。
当時僕たちは、あるプロジェクトに共感し、夜な夜な集まっては話をしていました。
その時、プロジェクトに関わる大人たちに対して「すごい人なんだけど、生き急いでる感じがして、見ていてしんどいなぁ。」と感じ、その人たちの言葉がすり抜けていました。
今考えると、僕の経験が少なかったのと、その人たちのような覚悟が足りなかったんだと思います。
そして今、覚悟を決めて動いていると、その時の言葉が、僕の心の中で生き直している。そんな感じがします。
同じ様な境遇になったから、かもしれません。
「走りながら考えろ」
僕は考えすぎる癖がありました。
考えていると、「あれが足りない」、「失敗するかもしれない」など、マイナス要因がどんどん浮かんできて、結局行動に移せない。結果として何も得られないまま終わってしまう。
だけど、覚悟を決めて動いていると、走りながらでも考えられるし、失敗したとしてもそこからフィードバックとしての学びがあることを知りました。
「死ぬ気で遊べ」
「子供だと疲れ果てるまで遊ぶやろ。だけど大人になると、中途半端に利口になって、寝不足になると明日の仕事に響くとか世間体とか、いろいろ理由をつけるねん。だから、最近の大人は遊びが足りなくて、やることも面白くないねん。」
一字一句同じじゃないけど、当時、そんなことを言われた記憶があります。
確かに大人になると、遊ぶことに対して自分でストップをかけてしまうことがあります。
こんなんやると変に思われるかな、こんなこと言ったら「いい歳して何言うてんの?」って思われるかな、とか。
僕の周りの大人は、ほんと真剣に遊んでる感じがします。
遊ぶ内容がソーシャルになってるという違いはありますが。こういう大人が増えるたら、社会はもっと面白くなるんだろうなぁ。
生き直す言葉
危なかっしいくらい走っている大人。
遊びに真剣過ぎる大人。
若いうちはそんな人たちの言葉をたくさん聞いてください。
周りにいない場合は、自分から会いに行ってください。
自分が本気になった時、その人たちの言葉が自分の中で生き直します。
関連記事
コメントを書くにはログインが必要です