兵庫県の休業要請、不謹慎狩り、コロナ対策スタッフ

スポンサーリンク

兵庫県の休業要請、不謹慎狩り、コロナ対策スタッフ

(兵庫県の休業要請について)

兵庫県が特措法による休業要請を本日4月15日に行いました。
パン屋を含む飲食店は休業要請の対象になっていないので、「法的に」は営業可能です。
詳しくは「兵庫県内の事業者の皆様への新型コロナウイルス感染症に係る休業要請等のお願い」をご参照ください。

(コロナ対策制度について)

コロナ対策制度については様々な施策が始まりましたが、「新型コロナウイルスに関する支援策情報(4/7現在)」にも書いたとおり、個人で経営されてる方はほとんど該当しないんです。
「持続化給付金」(「持続化給付金に関するよくあるお問合せ」を参照)はまだ未確定ですし、今のところ「無利子・無担保融資」くらいなんですね。
新型コロナウイルスの収束までは少なくとも1年半から2年と言われてる中、キャッシュをどのように回していくかは考えないといけないですね。

(「命」と「経済」)

国が国民に外出自粛を呼びかけたあたりから、「命」か「経済」かという構図が出来上がりました。ネットでは、生活を守ろうと事業を継続する人を、「命と経済のどっちが大切なんだ」と叩く人が増えてきています。
だけど経済を回している人も、命のある人です。心ない言葉で叩かれ続けたら命を落とすし、収入が断たれても命を落とします。これからコロナ不景気は恐ろしいことになるので、どこも新しい人を採用しないでしょうし。

(「不謹慎狩り」、「コロナ対策スタッフ」)

脳科学者・中野信子さんが寄稿されていた正義中毒に関する文章がバズってます。「「自分は絶対に正しい」「あいつは叩かれて当然だ」と思ったが最後、強い怒りや憎しみの感情が湧き、知りもしない相手に攻撃的な言葉を浴びせてしまう。いわゆる炎上や不謹慎狩りは、その典型的な例だといえます。」「ときには相手を社会的に抹殺するまで続く残酷な行為ですが、そうなっても正義を遂行した側というのは、自分が悪かったとは思わない。正しいことをしたとずっと思い続けるんです。」になるほどなぁと思いました。
前回と別の方から「コロナ対策が不十分だから閉店したらどうか」というご意見をいただき、また朝まで悩みました。で、思いつきました。経営や雇用環境を維持しながら、科学的にコロナ対策を行う専門スタッフ枠を設けるので、ご希望の方があればお問い合わせくださいませ。これがうまくいけば、ほかの飲食店にもその知見を共有したいです。

(さいごに)

コロナウイルス収束までの数年間で、個人の飲食店のほとんどは経営的、精神的に潰れてしまうと思います。当然飲食業に繋がっている生産者や業者さんも(倒産ドミノですね)。

ってことで、うちも廃業ラインをどこに置くのか、もう一度考えないといけない。そんな今日のおうち時間。

スポンサーリンク
2020-04-15 | Posted in 生き方・ビジネス・食Comments Closed 

関連記事