開業相談について

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開業相談について


今回の営業日は暑い日が続きましたが、オープン前からたくさんの方が足を運んでくださいました。ありがとうございました。古谷さんのオーガニックブルーベリー、右田さんのとうもろこしを使ったパンを新しく出しましたよ。
カメラ・レンズともに修理中なので、新しいパンの写真はないですが。

(開業相談について)

このコロナ禍にもかかわらず、お店を持ちたいという開業相談に来られる方が時々いらっしゃいます。
たった2年しか経営してない僕より、実績のある方に相談したほうがいいと思うんですが。
個性的でセンスあるお店が増えるとうれしいので、基本的には「いいじゃん、やっちゃえやっちゃえ」って感じなんですが、飲食は圧倒的に廃業率が高い業種なので、収支計画だけはしっかり練ってた方がいいかなと。

「ほんとに食っていけるのか?」
皆さんが気にするのは、やっぱりそこですね。起業前は僕もそれが不安すぎて、何度も収支計画を見直しました。
うちみたいな最小単位の規模では、年商1,000万円が最初の目標ラインになるかなと。

(FLコストを意識する)

だけど、家賃、光熱水費、給与、融資返済などを毎月支払って、生活費や税金(所得税、消費税、事業税、国保などなど)を支払って、かつ、将来的に必要になってくる機器のメンテ費、現状復旧費、移転費などをプールしておかないといけないので、年商1,000万円では全く足りないことが分かると思います。
特にうちみたいにこだわりをもった食材を毎月仕入れたりすると一気にFLコスト(食材原価と人件費)比率が高くなり、最終的に利益がほとんど残らなくなります。
では、どうやって利益率を上げるのか?そこを考えておかないと、毎日超長時間労働で誰とも遊べないのに、全然食えないじゃんって感じになるんですよね・・・。ほんと経営って難しいです。

(FLコストを意識する)

お店をするには1,000万以上投資することになるので、失敗すると、あらゆるものを失って、もう立ち上がれないかもしれません。なので、いろいろ相談を受けたけど、結局開業を諦めた人も何人かいます。
だけど、それでも良いと思います。
「結局チャレンジしないのかよ」って周りから言われるかもしれませんが、気にしないでください。
自分の人生なので、周りが決めることじゃないし。
最終的には、自分が何を大切にしているか、それを最優先で決断をすれば大丈夫だと思います。
「退くも勇気だ」(『もののけ姫』アシタカの台詞より)
ってことで、月曜日であれば相談に乗れる時間もあるので、気軽に声かけてくださいませー。

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2020-07-20 | Posted in 生き方・ビジネス・食Comments Closed 

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