BAKING GARAGE HARiMAYAさんを訪ねてきましたよ

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BAKING GARAGE HARiMAYAを訪ねてきましたよ

はじめに


InstagramなどのSNSを見てると、実際会ってお話ししたいと思う人に出会います。
今回訪問させていただいたハリマヤの旅田さんもそのお一人。
「わー。かっこいいパン焼く人がいてるなー。」「発酵や生産について、パンに対する向き合い方も似てるなー。」
ぜひ会いたいと思って、連絡をとらせてもらいました。

ハリマヤさん厨房にて

深夜に姫路を出発して朝5時に和歌山のハリマヤに到着。
朝早くの訪問なのに、とても穏やかな表情で迎えてくださり、パン作りの作業をいろいろ見せてくだしさいました。
発酵種はまるで糠床のようなビジュアルで、まろやかな酸味を醸し出してました。

イーストや機械を使って、パンをガチガチにコントロールするんじゃなくて、発酵種の微生物の動きに人間が合わせていくスタイル。なので、やることはたくさんあるんだけど、どこか大らかなペースでパンを焼き上げておられました。

パンの方向性を変えた話など

以前はメロンパンやあんぱんなど、いわゆる街のパン屋さんのメニュー展開でしたが、思うところがあり、本当に自分が作りたいパンにシフトしていったそうです。今までついてたお客さんが離れていくことに対する不安はあったそうですが、『CRAFT BAKERIES』に掲載されているパン職人たちの思いが後押しになって、パンのメニューを絞ったとのことでした。ざっと読ませていただきましたが、確かにいい本ですねー。

そのあとも、クロワッサンやカルダモンロールなどを次々に焼きながら、いろんな話をしてくださいました。
旅田さんの経歴のお話から、和歌山のパン事情、最近のパン業界の流れなど、アンテナが広く貼りめぐられているので、とにかく話の幅が広くて深い。それでいて、自分の立ち位置はブレてなくて、迷いはもう感じられなかったです。

見た目はごついハード系なのに、食べてみると旨味の周りにまろやかな酸味が感じられる味の構造をもつ旅田さんのパン。
小麦の旨味、発酵の風味、どちらも十分に感じられました。
まだまだお話を伺いたかったけど、お店のオープンの時間になったので、一枚パシャリと撮らせていただいて次の目的地へ。

3ftさんを訪ねてきましたよ


ハリマヤさんを後にして、次は3ftさんへ。
なぜか僕より1週間早く和歌山のパン屋巡りをしてきたスタッフのヒカルちゃん。ヒカルちゃんがシェアしてくれた3ftさんのパンがとても美味しかったので、どんなパン屋さんなのか実際に行ってみたくなりました。
お店の佇まいは、まるでパンのギャラリーのよう。素敵ですねー。
自己紹介しようと思ったら「coboto bakeryさんですか?インスタで見てますよ」とオーナーさんが話しかけてくれました。パンづくりの特徴やら、小麦を自分たちで作り始めていることなど、気さくに教えてくださいました。
ハリマヤさんから3ftさんまでは車で10分程度。この狭いエリアに、こんなに尖ったパン屋さんがあるんですねー。和歌山のパン好きの方、とっても羨ましい環境ですねー。

もっとたくさんの職人さんにお話を伺いたいなー。ま、その前に腕の痛みをなんとかしないと、ですね。

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2020-01-15 | Posted in クリエイターComments Closed 

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