あがり症でも人前で話せる(プレゼンできる)方法(事前準備編)

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あがり症でも人前で話せる(プレゼンできる)方法(事前準備編)

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はじめに

あがり症でも人前で話せる(プレゼンできる)方法(はじめに)、かなり多くの方が読んでくれたみたいです。プレゼンへのニーズが高まっているのか、あがり症の人がかなり多いのか。
しかし、友人の大学教授やアナウンサーの方も読んでいるらしく、若干ビビってます。
あくまでもあがり症で人前で話せなかった人が、ある程度普通にプレゼンできるようになることを前提に書いてますからね〜。

さて、前回の記事で自分がしたいプレゼンのイメージがだいたいつかめたら、具体的な作業に入っていきます。
僕のように極度のあがり症な人は、事前準備に人一倍時間をかけてください。今から考えれば、うまく話せなかったときは、準備が不足していただけでした。事前準備の努力ができるかどうか、それが結果につながります。
また、紙資料を配布するスタイルではなく、スライドを使ってプレゼンすることを前提にしています。紙資料を配布してしまうと、聞き手は紙資料に目を落としてしまい、話し手の言葉が伝わらないし、プレゼンの練習にもならないので、やらないほうがいいと思います。

1. 目的や伝えたいことを絞り、ストーリー性を持たせる

いきなりプレゼンデータを作り込んでいこうとすると、伝えたいことがブレてきて、「あれ、結局何が言いたかったんやろ」ってなりがちなので、まずはプレゼンする目的や伝えたいことを紙に書き出します。
次に、どういう順番でそれを伝えればいいのか、そこにストーリーをつけていきます。ストーリーのある話だと頭に残りやすし、聞き手も聴きやすいと思います。
プレゼン資料を作るのはストーリーが出来てからでいいと思います。

2. 構成を考える

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ざっくりストーリーを考えた後は、プレゼンの構成を考えていきましょう。
大きく「イントロダクション」、「メイン」、「エンディング」の3つに分けられると思います。
イントロダクションはブログ記事でいう、リード文にあたり、メインの部分に繋げる大切な位置付けにあります。
この部分で、話し手の自己紹介や、どうしてこのプレゼンを行うことになったのかという経緯、このプレゼンを行う目的や聞いている人にどうなってもらいたいのかなどを話します。
ここでいかに聞き手の関心を引き寄せ、話し手と聞き手の一体感を作れるかが重要です。逆に、ここがうまくいって、いい空気を作ることができれば、あとは比較的楽に進められると思います。

3. 聞き手の属性を明確にする

当たり前のことですが、会話するときって相手がどういう人かによって、話す内容や話し方を変えますよね。
プレゼンも同じで、どういう人が聞いていて、その人たちはどういうことを聞きたがっているのかを明確にする必要があります。

4. 会場について調べる

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当日、会場に着いてから「え、こんな会場広いの?え、プロジェクター使えないの?」ってことにならないように、できれば会場の下見を、それが無理なら会場の情報を事前にチェックします。
会場の広さや席数、プロジェクターなどの機器の有無、遮光性など。

5. 自分の経験を自分の言葉で話す

本やウェブに書いていることをそのまま話しても、説得力にかけます。
自分が経験したこと、自分がどう思ったかなどのエピソードを織り込むことで自分だけのプレゼンができますし、説得力が増すと思います。

6.情報を詰め込みすぎない

ここから、プレゼン資料を作成していきます。
プレゼン慣れしてない人は、スライド1ページに文章をつらつら書いてしまいます。
今まで参加した行政主催のイベントなどは、ほとんどこんな感じでした。聞き手は小さい文字を読もうとしてしまうため、だれもスピーカーの話を聞いてませんでした。ですので、1ページに書く文字量はできるだけ少なくして、話に集中してもらいましょう。

7. 視覚(イメージ)で伝える

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6.にもつながりますが、プレゼンのスライドには視覚(イメージ)を積極的に使用しましょう。そのほうが直感的に感情に訴えることができます。よく言われることですが、右脳のイメージ認識に訴えた方が記憶に残ります。
そこで大切なのはイメージ、写真のクオリティです。
プレゼンの下手な人は、ソフトに無料でついてるものを安易に使ったりしてましたが、それでは伝わらないです。写真の素材にもこだわりましょう。写真素材を提供している企業もありますが、オリジナリティを出すには自分の写真が一番だと思います。そういう意味でも、写真の知識は必要になってくると思うので、「カフェで学ぶ やさしい写真教室 (カフェ Furan)」も良かったら参加してくださいね。と宣伝に持ち込む。

8. 声に出してみる

プレゼン資料が一通り作成できたら、最初から最後まで必ず声に出してみます。なるべく当日のプレゼンの状況を具体的にイメージしてください。どれくらいの方が聞いていて、どうやってスライドを操作するかなど。
声も当日話すボリュームで話した方がいいと思います。練習の時は小さい声なのに、当日、急に大きい声で話すのは難しいです。

声に出してプレゼンの練習をすると、ここは話の順番を変えた方がいいなとか、ここは写真があったほうがわかりやすいなとか、いろいろ気づきがあります。あと当日緊張で頭が真っ白になりかけても、何度か声に出して練習してると、口が覚えてるので、なんとか挽回できるはずです。

繰り返しになりますが、あがり症の人は、事前準備に多くのエネルギーをかけてください。
準備不足にもかかわらず「本番はめっちゃ喋られた〜」ってことは無いです。

ということで、次回はプレゼン当日編を書こうと思います。

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2017-07-02 | Posted in ウェブ・デザイン・写真Comments Closed 

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