インボイス対策として作り手(農家、作家、パン職人など)ができること

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インボイス対策として作り手ができること

はじめに

農家や作家、パン職人などの作り手さん、八百屋や雑貨屋、レストラン・パン屋などのお店を経営してる方は要チェックですよー。(多分)
インボイスについて、ネットではそのヤバさに気づいた人たちが、反対署名を行なっていますねー。今まで関係なかった人たちから、ごっそり税金をとっちゃう制度なんで、消費税10%増税なんか比較にならないほどの衝撃ですっ。

さて、インボイス制度の衝撃度については、先日の「副業・個人事業を排除するインボイス制度の衝撃を考える」で書きましたが、「じゃあ、作り手はそのために何をすればいいのよ」ってところを考えていきたいと思います。
今回も細かいところまで書こうとするとかなり長くなるので、ザックリ省いていきます。

インボイスについてザックリおさらいのQ&A


その前にインボイス(適格請求書等保存方式)について、ザックリおさらいのQ&A。

Q:インボイスが導入されたら、作り手はどうなるの?

A:税負担(消費税)や経理事務の負担がめっちゃ増えます。消費税分を請求するなら、適格請求書発行事業者の登録を受ける必要があるが、そのためには消費税の課税業者にならないといけないから。

Q:新たに負担が増える作り手って誰のこと?

A:今まで消費税を払ったことがない作り手(免税事業者)で、BtoB(事業者向けの販売)ビジネスを行なっている人です。レストランやパン屋に納品している農家、雑貨屋さんに納品している作家、カフェに納品しているパン職人など、僕の周りでもかなり多くの人が対象になると思います。

Q:税負担って具体的にはどれくらい増えるの?

A:例えば、年間売上900万円(税込)の作り手の場合、新たに約24万円納税しなければいけません。(消費税率10%で簡易課税制度「第三種事業(製造業等)70%」適用を想定。作家さんなどが当てはまりますねー。)
ただし、農家の場合は約13万円納税になります。(消費税率8%でみなし仕入率は80%適用を想定)

Q:インボイスが導入されたら、家族経営でギリギリのところでやってる農家はやっていけなくなる。多くの農家と取引している農協はなんで反対しないの?

A:農協特例(卸売市場特例も)というものがあるので、農協に納品している農家は税負担が免除されるからです。ま、農協だけは特別オッケーにしまーすってことですね。

作り手(農家、作家、パン職人など)ができること


やっと本題ですが、インボイス対策として作り手(農家、作家、パン職人など)ができることについてです。

利益をアップさせる

今まで消費税を支払っていなかった作り手(免税事業者)が、急に数十万円納税するのはかなり大変なことになります。だけどインボイス制度が本格実施されるのは2023年からです。それまでに課税事業者となり、なんとか利益をアップさせて納税分を確保しましょう。

インボイスに対応した会計ソフトを導入する

課税事業者となり、インボイス(適格請求書)を発行するためには、手書きやEXCELなどでは対応が難しくなるので、早めに会計ソフト(クラウド会計ソフト「freee」など)を導入しておきましょう。

販売先を切り替える

先述した通り、インボイスのターゲットになるのはBtoB(事業者向けの販売)ビジネスなので、全てBtoC(直接消費者向け)であれば新たな負担はありません。またBtoBであっても、販売先が免税事業者の場合や簡易課税事業者であれば、消費税の仕入税額控除の問題は発生しないので新たな負担はありません。

まとめ

インボイスについて、作り手(農家、作家、パン職人など)ができることはいくつかありますが、どれも簡単なものじゃなく時間がかかります。なので、「まだ先の話でしょ。直前になってから考えるわっ。」っていうのでは遅すぎると思います。
好きなことを仕事にして、それを続けて行くためには何をしていけばいいのか、今から考えていきましょー。

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2019-10-23 | Posted in 生き方・ビジネス・食Comments Closed 

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