副業・個人事業を排除するインボイス制度の衝撃を考える

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副業・個人事業を排除するインボイス制度の衝撃を考える

ブルーベリーデニッシュ間もなく終了です


ずーっと雨ですね・・・。大雨の被害のニュース、ほんと心配になります。
さて、ご好評をいただいていたオーガニックブルーベリーのデニッシュですが、雨が続くため今シーズンの収穫は終了したそうです。古谷さん、今年もありがとうございました。来年、またよろしくね。
手元に残っているブルーベリーが切れ次第、うちのブルーベリーデニッシュも終了となりますが、シャインマスカットといちじくのデニッシュは引き続き作りますね。

ベッカライ&コンディトライ ヒダカさん視察

休日は前から行きたかった島根のベッカライ&コンディトライ ヒダカさんへ。
ヒダカさんは、夫婦ともにドイツのマイスターの資格を取得している、本場ドイツのパン・お菓子を販売しているお店です。
姫路から車で5時間弱、なかなか遠かったー。
広島から島根に抜ける山道、結構ヤバかったー。
で、到着してからカメラを忘れたことに気づく・・・。写真、一枚もありません・・・。残念すぎる。

日高さん、一日の作業工程やシュトーレンの作り方などを詳しく教えてくれました。
ドイツでのパン事情などは日高さんにしか聞けないし、貴重な話をたくさん伺うことができました。日高さん、ありがとうございましたっ。
本気で仕事を楽しんでる方と話すのは、ほんと楽しくて刺激受けますねー。ってことで、本日からの仕込み、がんばりますっ。

Airレジ利用のヒアリング


先日Airレジ担当の方がわざわざお店に来てくださり、Airレジに関するヒアリングを受けました。
Airレジ導入については消費税軽減税率対策補助金が活用できるので、今ならかなり安く導入できますよー。(期限:2019年9月30日までに設置完了、2019年12月16日まで申請受付)
Airレジについて、軽減税率対策補助金については過去記事をどうぞー。
Airレジ使用レビュー 導入からオススメポイントまで:http://cobotobakery.com/blog/web/airrejireview1
消費税軽減税率対策補助金を自力で申請する方法:http://cobotobakery.com/blog/thinking/howtokeigen

消費税率引き上げに伴うポイント


で、いよいよ10月1日から消費税率が引き上げられます。
「そんなん知ってるよ。税率が10%に上げられるんでしょ。」
そうなんですけど、ちょっと待ってくださいー。
それに付随して「軽減税率制度」「キャッシュレス・消費者還元事業」「インボイス制度」ってのが動き出しますよー。これ、事業者だけじゃなく、消費者としても関係してくる制度なんですっ。

消費者としては「キャッシュレス・消費者還元事業」に注目っ。最大5%安く購入できるのでかなりお得な制度ですが、名称どおりキャッシュレスで商品を買ったときのみになります。これはまた後日、記載しようかと思います。

で、僕が特に注目しているのは、小規模事業者を市場から排除すると言われている「インボイス制度」です。個人のフリーランスさん、家族経営で小規模にやっている商店や農家さん、副業をされているサラリーマンや主婦の方などは、大打撃を受ける可能性があります。知り合いと話をしててもほとんど知られてない制度ですが、個人的には消費税増税とは比べ物にならない衝撃があると思ってます。

インボイス制度の概要

インボイス制度とは、正式名称を「適格請求書等保存方式」といい、軽減税率制度導入に伴う経理方式として導入されます。インボイス制度では請求書等に明細ごとの適用税率・税額が義務付けられるため、軽減税率が適用された場合の対策として有効な経理方式といえます。
ただ一斉にインボイス制度へ切り替わるわけではなく、経過処置として2019年10月から4年間は「区分記載請求書等保存方式」が適用され、2023年10月から本格的にインボイス制度が適用されます。

ではなんでインボイス制度が小規模事業者を市場から排除すると言われているのか。
それは仕入れ税額控除にあります。

仕入れ税額控除とは


例えば、パン屋(coboto bakery)が仕入れ業者Aさんから1,000円の商品を仕入れる時、パン屋は消費税として100円(消費税10%として)が加算された1,100円を支払います。
で、パン屋がその商品を3,300円で販売した場合、お客様からは消費税分330円上乗せされた代金(3,630円)を受け取ります。

この時パン屋は、お客様から預かった330円を税務署に支払うのではなく、仕入れ業者Aさんに支払った消費税額100円を差し引いた230円を納税します。これを仕入れ税額控除と言います。
しかしインボイス制度導入以降、この仕入れ税額控除ができるのは、仕入れ業者Aさんが消費税課税事業者のみになります。
なので、課税売上高が1,000万円以内の免税事業者はインボイスを発行することができず、パン屋は仕入れ税額控除ができないことになります。
つまり、仕入れ業者Aさんが免税事業者の場合、パン屋の納税額は230円じゃなく330円になり納税額が増えることになります。

当然事業者としては納税額は減らしたい、だったら免税事業者じゃなく、仕入れ税額控除可能な課税事業者に切り替えますってことになり、免税事業者は市場からどんどん排除されていく流れになってしまいます。
現在免税事業者の方がインボイスを発行することもできるんですが、その時点で課税事業者扱いになり、消費税の支払い義務が発生するわけです。
「えー、そんなんしたら小規模でやってる事業者はやっていけなくなるやんかー」
「課税事業者か免税事業者で判別していく必要があるし、今までの関係性が悪くなるやん」
っていう懸念が当然ありますが、国としてもその流れは想定済みで、それよりも免税事業者のところに貯まっている消費税(益税)を徴収したいわけです。

好きなことをスモールビジネスでやること。
楽しいことももちろんたくさんあって、大きな企業ではできないスモールビジネスが増えると面白いなぁと思うけど、これからはお金について、税金について学ばないと小さい事業者は生き残っていけないですね。

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2019-08-28 | Posted in 生き方・ビジネス・食Comments Closed 

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