お店づくり(必要経費を把握する)

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お店づくりの必要経費を把握する

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お店のコンセプト・イメージを膨らませてるとき、映画『しあわせのパン』みたいなゆったりしたベーカリーカフェが営めたら楽しいだろうなぁって思うこともありましたが、今回の項目で一気に現実的になります・・・。
というのも、お店を一から作るとなると、かなりの資金が必要になるからです。
開業系の参考本には「個人店でも約1000万円から2000万円くらいかかります」ってよく書かれていますが、これだけ見てもよく分からないので、何にどれだけ費用がかかるのか、自分で調べて内訳を把握しましょう。この段階ではざっくりした費用算出でいいと思います。
個人規模のベーカリーを開く際、定価ベースで設備を揃えたらという前提で算出しています。

例えばパン屋であれば、デッキオーブン(平釜)、ミキサー、ドゥコンディショナー(または、ホイロ)、冷凍冷蔵庫あたりは必須だと思います。
価格は、メーカーに問い合わせたり、ウェブで調べることで、ある程度把握できますが、参考見積もりの段階では、メーカーも最終価格は提示してくれません。確実に購入するわけじゃないので、それはそうでしょうね。

オーブンについて

パン屋巡りをしていると、一人で経営しているパン屋さんは2枚差・3段のオーブンか4枚差・2段のオーブンが多かった印象です。国内メーカーで有名どころは、戸倉、ベーカーズプロダクション、三幸、タニコー、キューハンなどがありますが、新品だと定価はだいたい200万〜250万くらいです。
ハード系の本格的なパンを焼きたい人は、海外メーカーのボンガード、MIWE(ミベ)、HEIN(ハイン)のオーブンを使ってみたいと思ってるかもしれませんが、国内メーカーの2倍ほどの価格なので、個人のパン屋には難しいです。
カフェなどでは小さいコンベクションオーブン(熱風循環式)を使用しているお店が多く、価格も数十万円くらいなので、費用はかなり下げられると思います。

ミキサーについて

個人店のミキサーは縦型ミキサー、スパイラルミキサーで、容量は30から50コートが多いと思います。カフェの場合は、卓上ミキサーを複数台使用されているお店もいくつかありました。
メーカーとしては愛工舎(アイコー)、関東(カントー)が有名で、新品だと30から50コートで定価はだいたい90万~100万くらいです。

ドゥコンディショナーについて

ドゥコンディショナーとは一台で、生地を冷凍・解凍・発酵させることのできる機械です。対して、ホイロは発酵機能のみ搭載した機械。
2室独立・フランス天板32枚収納できるドゥコンディショナーで、新品で定価はだいたい180万~200万くらいです。 

冷凍冷蔵庫について

冷凍冷蔵庫はベーカリー、パティスリー、カフェにとって必須の機械で、縦型冷凍冷蔵庫や台下冷凍冷蔵庫(コールドテーブル)があります。台下の幅1800奥行き600高さ800サイズ だと、新品で定価はだいたい130万くらいです。

そのほかの設備・設備費小計

そのほかの設備として、シンク、コンロ、作業台などは必須でしょう。
ここまでの設備を合計すると、だいたい650万円ほどになります。

店舗厨房設計・施工

工事関係の費用は、物件の状態や依頼する設計・施工会社によってかなり変わってきます。居抜き物件をほぼそのまま使えれば100万ほどで済む場合もありますし、古民家などの古い物件などで解体・撤去費もかかる場合は1,000万近い費用がかかる場合もあるそうです。
DIYが得意な方は、設計・施工は自分でやって、材料費だけで済んだ方もいらっしゃいました。

そのほかの費用・合計費用

そのほかの費用としては、物件取得費、消耗品費、広報費用などが挙げられます。
で、今までの項目を粗く合計すると、やはり1,000万以上はかかることがわかります。中古設備を活用したり、居抜き物件に絞ることでその費用は下げられますが、良い状態の中古設備や居抜き物件を見つけられるかどうかはタイミング次第です。

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2017-12-25 | Posted in お店、店づくりについてComments Closed 

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