仕事は自分に向き合う手段

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仕事は自分に向き合う手段

はじめに


年末は地味に経理・決算事務をしています。
数字を見るとすぐ疲れるので、コーヒー飲みながら「仕事ってなんだろうなー」って考えてます。
先日もヒヨリブロートのくみちゃんと「仕事について」のメッセし合ったあと、昔のことをぼんやり思い出してました。

仕事に対する勘違い時期

「好きなことを仕事にしたい。」
「だけど僕には無理だろう。」
就職して約10年、ずっとその繰り返しでした。

次第に、周りの友人は自分で起業し始め、どんどん成長していく。
その姿に刺激を受けて、「自分もいつかは」って思うけど、日常の仕事に埋もれていると「やっぱ僕には無理だわ。安定を捨てて失敗するなんて、恥ずかしすぎるわ。周りの人が言うように、生活のため、老後のために、今を犠牲にして働くのが仕事やもんな」という考えに落ち着く。

だけど、しばらくしてふと自分に問う。
「面白くもない、たいして人の役にも立たないような仕事を死ぬまでやるの?僕はそのために生きてるの?」
何か答えが欲しくて、起業についてのハウツー本など読みあさってみたものの、インプットだけしても何も意味はなかった。自分の位置は、本を読む前と一つも変わってない。

自分で考えて自分で行動して自分で責任をとる

今、好きなことを仕事にするようになって、仕事にたいする価値観も変わった。
自分と全く違う価値観・レベルの人が書いたハウツー本には、自分が探している答えなんてなかったし、ほとんど意味がなかったなぁと思う。

答えは誰かが教えてくれるものじゃなくて、自分自身で考えて、自分で行動して、失敗を繰り返して見つけていくものだと思う。
未来がハッピーエンドかバッドエンドになるのか分からないけど、少なくとも仕事を通じて、自分だけのオリジナルストーリーを書き始めることができた。
そのストーリーでは生産者さんやお客さんをちょっとでも幸せにしていきたいし、素晴らしい仕事をしている人とたくさん出会っていけたらなと思う。
仕事は単に儲けるための手段ではなく、自分と向き合う手段、もっといえば自分の人生を生きるための手段なのかなと感じる。ま、お店初めてまだ1年半ほどなので、また考えも変わるでしょうけど。

そのほか

ってことで、今年も終わりが近づいてます。
今年もほんといろいろありました。良いこともたくさんあったし、本気で落ち込んだことも何度かありました。
だけど、いつも支えてくれるお客様やスタッフの皆さんのおかげで、2回目の年越しができそうです。本当にありがとうございました。

で、来年の1月中旬頃(火曜日)にクロワッサンか食パンの勉強会をしようと思ってます。初めはクロワッサンの折り込み回数による比較をテーマにしようと思ったけど、折込から成形までほぼ見るだけなので、面白くないかなーと。
食パンの湯種の有無による比較のほうが、作業も一緒にできるし、いいかなぁ。
スタッフさん、参加希望の方、ご意見あれば教えてくださいませー。

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2019-12-31 | Posted in 生き方・ビジネス・食Comments Closed 

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