電子取引のデジタル保存の方法(Amazonでの具体例)

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電子取引のデジタル保存の方法(Amazonでの具体例)

(はじめに)


先日の改正電子帳簿保存法についての投稿、そこそこ大きな反応がありました。
「えー、そんなの知らなかった。どうしようー。」って人もいましたが、安心してください。
「電子帳簿保存法一問一答」の詳細について問い合わせてみましたが、税務署の方もまだよく分かってませんでした。

さて、「改正電子帳簿保存法」における電子取引の保存方法ですが、「検索機能」を有することが要件として定められています。これは国税庁が公表している「電子帳簿保存法 一問一答」にもあるとおり、「取引年月日」、「取引金額」、「取引先」を検索条件として設定することが求められています。
(電子帳簿保存法 一問一答:https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/4-1.htm

ということは、電子取引のデジタルデータ(PDFなど)のファイル名に、「取引年月日」「取引金額」「取引先」を付すればいいってことですね。これは「電子帳簿保存法 一問一答」の問12にあるとおりです。

(アマゾンの領収書をPDFで保存する方法)

例えばAmazonで買った際の領収書をPDFで保存する方法ですが、まず注文履歴のページを開きます。次に領収書を発行したい商品の右上にある[領収書/購入明細書]をクリックします。

すると領収書のページが開きます。

ブラウザのGoogle Chromeを使用し、印刷ウィンドウを開きます。(ほかにもブラウザの拡張機能を使う方法などがあるそうです。)
ショートカットを利用した方が効率的ですね。Macなら[command + P]、Windowsなら[Ctrl + P]です。送信先という項目の中から、「PDFに保存」を選びます。あとはPCの任意のフォルダにファイルが保存します。

で、最後に「検索機能」を有するために「取引年月日」「取引金額」「取引先」をファイル名に付します。

例えば
2022年(令和4年)1月1日に10,000円の商品をAmazonで購入した場合、ファイル名は「20220101_10000_Amazon.pdf」となります。
今回はAmazonでの例ですが、楽天でも同じような操作でPDF保存が可能ですよ。かなり手間ですけどね。

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2021-10-19 | Posted in 生き方・ビジネス・食Comments Closed 

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